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2009年7月 2日 (木)

思う

以前テレビで盲目の少年が国際コンクールに参加しているドキュメントをみたことがある。

私自身高校卒業までピアノをやっていたし、今もクラシックが好きでちょくちょく聞いている。

そのときは、練習風景も流れていて、その練習風景がそれこそすごかった。

暗譜するほど、指も鍵盤の感覚も覚えこむことは、練習を重ねるうちに徐々にできていくものだと思うが、盲目なのだから、最初から指も鍵盤の感覚も、それこそ当たり前に覚えていかなければいけない。

それを当たり前のように、練習して、当たり前のように教えている先生にすごい、とテレビに見入ったことを覚えている。

それが最近話題になっている辻井伸行さんだ。

数年前だったが、どのコンクールだったか記憶していなく、

最近突然、アメリカのコンクールで優勝したということでニュースに出ていてびっくりした。

盲目というだけで、話題性は事欠かない。

そして騒ぎすぎだとも思った。

辻井さんには、それだけじゃない。それが先行することなく、音楽そのものが成熟して、彼自身の音で奏でるような成長をしてほしいと思う。

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